エネルギー代謝の測定と評価に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
エネルギー代謝の測定と評価に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 呼吸商は、ある時間に消費した酸素の量を、同じ時間に産生した二酸化炭素の量で割って求めた値である。呼吸商は産生した二酸化炭素の量を消費した酸素の量で割った値で、分子と分母が逆です。
- ⑵ 食事誘発性熱産生は、脂質を多くとったときに最も大きくなる。食事誘発性熱産生はたんぱく質を多くとったときに最も大きくなります。
- ⑶ グルコースが完全に酸化されるときの呼吸商は1.0で、脂肪酸の場合は約0.7となる。糖質は消費する酸素と同じ量の二酸化炭素を生じ、脂質は酸素を多く消費するため値が小さくなります。
- ⑷ 体重あたりで比べた基礎代謝量は乳幼児期に高く、年齢とともに低下していく。成長期は体重あたりの代謝が活発で、加齢とともに筋肉量の減少などで低下します。
- ⑸ 基礎代謝量は、食事をとった直後の満腹の状態で、軽い運動を続けながら測定したエネルギー消費量である。基礎代謝量は早朝の空腹時に、安静に横になった覚醒状態で測定します。
解説
正解は⑶と⑷です。呼吸商は産生した二酸化炭素の量を消費した酸素の量で割った値で、燃焼している栄養素によって変わります。グルコースでは6分子の酸素を使って6分子の二酸化炭素を生じるので1.0、脂肪酸では約0.7、たんぱく質では約0.8です。基礎代謝量は早朝の空腹時に安静の状態で測定し、体重あたりでは乳幼児期に高く加齢とともに低下します。食事誘発性熱産生はたんぱく質をとったときに最も大きくなります。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。