河川水の生物化学的酸素要求量(BOD)を測定するため、試料を希釈水で10倍に希釈…
河川水の生物化学的酸素要求量(BOD)を測定するため、試料を希釈水で10倍に希釈し、20℃で5日間培養した。培養前の溶存酸素は8.6 mg/L、5日後は4.2 mg/Lであった。この河川水のBODはどれか。ただし、希釈水による酸素の消費は無視できるものとする。
- ⑴ 86 mg/L培養前の溶存酸素に希釈倍率を掛けた値で、消費された量を表していません。
- ⑵ 42 mg/L5日後の溶存酸素4.2 mg/Lに希釈倍率を掛けた値で、消費量ではありません。
- ⑶ 4.4 mg/L希釈した試料での消費量で、希釈倍率を掛けていません。
- ⑷ 128 mg/L培養前と5日後の溶存酸素を足してから希釈倍率を掛けた値です。
- ⑸ 44 mg/L希釈試料の酸素消費量4.4 mg/Lに希釈倍率10を掛けて44 mg/Lです。
解説
正解は⑸です。BODは、水中の有機物を微生物が分解するときに消費される溶存酸素の量で表されます。希釈した試料では、培養前と5日後の溶存酸素の差がその試料での消費量になるので、8.6-4.2=4.4 mg/Lです。もとの河川水は10倍に希釈しているため、希釈倍率を掛けて4.4×10=44 mg/Lとなります。BODが高いほど、生物によって分解される有機物が多く含まれていることを示します。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。