高齢化の進み方が大きく異なる2つの地域の健康水準を、保健統計の指標を用いて比べる…
高齢化の進み方が大きく異なる2つの地域の健康水準を、保健統計の指標を用いて比べることになった。指標の定義や性質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 乳児死亡率は、出生1,000に対する生後4週未満の死亡数で表す。生後4週未満の死亡は新生児死亡率です。乳児死亡率は生後1年未満の死亡数で表します。
- ⑵ 年齢調整死亡率は、年齢構成の違う集団どうしの死亡の状況を比べるために用いる。基準となる人口の年齢構成に合わせて計算するため、高齢者の割合の違いの影響を除いて比べられます。
- ⑶ 合計特殊出生率は、15〜49歳の女性の年齢別の出生率を合計したものである。1人の女性が一生の間に産む子どもの数の平均に相当し、人口の将来を見通す指標になります。
- ⑷ 粗死亡率は、その集団の高齢化が進んでいても、値がほとんど影響を受けない指標である。粗死亡率は死亡数を人口で割っただけなので、高齢者が多い集団ほど高く出ます。
- ⑸ 平均寿命は、15歳の人がその後に生きる年数の平均(平均余命)を指す。平均寿命は0歳の平均余命のことです。
解説
正しいのは、年齢調整死亡率と合計特殊出生率についての記述です。粗死亡率は高齢者の割合が高いほど大きくなるため、年齢構成の違う地域や年代を比べるときは、基準人口に合わせた年齢調整死亡率を用います。合計特殊出生率は15〜49歳の女性の年齢別出生率を合計した値です。乳児死亡率は生後1年未満、新生児死亡率は生後4週未満の死亡で表し、平均寿命は0歳の平均余命を指します。
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