ソクマル薬剤師

農薬を誤って飲んだ成人が救急搬送された。縮瞳、流涎、発汗の増加、徐脈、筋線維束れ…

農薬を誤って飲んだ成人が救急搬送された。縮瞳、流涎、発汗の増加、徐脈、筋線維束れん縮がみられ、有機リン系殺虫剤による中毒が疑われた。この中毒の主な機序として正しいのはどれか。

解説

主な機序は、アセチルコリンエステラーゼのリン酸化による不可逆的な阻害です。分解されずにたまったアセチルコリンがムスカリン受容体を刺激して縮瞳・流涎・発汗・徐脈を、ニコチン受容体を刺激して筋線維束れん縮を起こします。治療には、ムスカリン様症状を抑えるアトロピンと、リン酸化された酵素を再賦活するプラリドキシムが用いられます。後者は酵素の老化が進む前に投与することが重要です。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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