ソクマル薬剤師

ある患者の血中薬物濃度を、抗体を用いる免疫測定法と高速液体クロマトグラフィーの両…

ある患者の血中薬物濃度を、抗体を用いる免疫測定法と高速液体クロマトグラフィーの両方で測定した。同じ検体であるのに、免疫測定法の値の方が明らかに高かった。この差の原因として最も考えやすいのはどれか。

解説

最も考えやすいのは、抗体が代謝物とも交差反応したことです。免疫測定法は抗原抗体反応を利用するため、操作は簡便ですが、構造の似た代謝物や併用薬にも抗体が結合すると見かけの濃度が高くなります。高速液体クロマトグラフィーは成分を分離してから検出するため、代謝物と薬物を区別して測れます。検体の分解は両法に同じように影響し、結合形が測られない場合は免疫測定法の値が低くなる向きに働きます。
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