網膜正常対応の患者の右眼前方に赤ガラスを置き、ペンライトで眼前33 cm から両…
網膜正常対応の患者の右眼前方に赤ガラスを置き、ペンライトで眼前33 cm から両眼を照らした。患者から見て白い光が右、赤い光が左に見えるとき、この患者の眼位はどれか。
- ⑴ 右眼下斜視右眼下斜視なら赤い光は白い光より上に見えます。
- ⑵ 右眼上斜視右眼上斜視なら赤い光は白い光より下に見えます。
- ⑶ 外斜視右眼の像が左、左眼の像が右に見える交差性複視で、外斜視を示します。
- ⑷ 内斜視内斜視では右眼の像が右に見える同側性複視になります。
- ⑸ 正位正位なら光は1つに見えます。
解説
正解は⑶です。右眼の前に赤ガラスを置くと、右眼で見た光は赤く、左眼で見た光は白く見えます。患者から見て白い光(左眼の像)が右、赤い光(右眼の像)が左に見えるのは、それぞれの眼の像が反対側に見える交差性複視です。網膜正常対応では、外斜視のとき像が鼻側網膜に結像して反対側に投影されるため交差性複視になり、内斜視では同側性複視になります。上下斜視であれば像は上下にずれて見えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-10.html)を加工して作成