ノーマライゼーションの考え方で正しいのはどれか。
ノーマライゼーションの考え方で正しいのはどれか。
- ⑴ 障害の治療が目的である。障害の治療ではなく、社会の側の条件を整えることが目的です。
- ⑵ バリアフリー化と関係がある。普通の生活を可能にするため、障壁を取り除くバリアフリー化と関係します。
- ⑶ アメリカで提唱された概念である。デンマークで提唱され、北欧から広まった概念です。
- ⑷ 障害者基本法ではノーマライゼーションの理念は規定されていない。障害者基本法には共生社会の実現としてこの理念が反映されています。
- ⑸ 障害のある人は特別な施設での生活が望ましいとする考え方である。特別な施設に隔離するのではなく、地域で普通に暮らすことをめざす考え方です。
解説
正解は⑵です。ノーマライゼーションは、障害のある人も地域で他の人と同じように普通の生活を送れる社会をめざす考え方で、1950年代にデンマークのバンク-ミケルセンが提唱し、北欧から広まりました。その実現には、段差の解消などの物理的な障壁や制度・意識の障壁を取り除くバリアフリー化が深く関わります。障害そのものの治療が目的ではなく、特別な施設に隔離する考え方とは逆の理念です。我が国の障害者基本法も、共生社会の実現としてこの理念を反映しています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-10.html)を加工して作成