国際生活機能分類〈ICF〉における構成要素の説明で正しいのはどれか。
国際生活機能分類〈ICF〉における構成要素の説明で正しいのはどれか。
- ⑴ 身体の構造的欠損のみを指す。構造的欠損だけでなく、活動や参加の問題も含む概念です。
- ⑵ 障害とは不可逆的なものである。環境の整備などで変化しうるもので、不可逆的とは限りません。
- ⑶ 参加の制限を含む広い概念である。機能障害だけでなく活動の制限や参加の制約を含む広い概念です。
- ⑷ 障害は個人の内的要因のみで決まる。個人因子だけでなく環境因子との相互作用で決まります。
- ⑸ 医学的診断名が付くと自動的に障害と判定される。診断名があるだけで自動的に障害と判定されるわけではありません。
解説
正解は⑶です。国際生活機能分類(ICF)では、障害を「心身機能・身体構造の障害(機能障害)」「活動の制限」「参加の制約(制限)」を含む包括的な概念として捉えます。そして健康状態とこれらの生活機能が、環境因子と個人因子という背景因子と相互に作用して決まると考えます。身体の構造的欠損だけを指すものではなく、環境の整備によって変化しうるもので、不可逆的とも限りません。医学的な診断名が付くことで自動的に障害と判定されるわけでもありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-10.html)を加工して作成