眼鏡レンズの特性に関して誤っているのはどれか。
眼鏡レンズの特性に関して誤っているのはどれか。
- ⑴ Abbe 数が大きいほど色収差は大きくなる。Abbe数が大きいほど分散が小さく、色収差は小さくなります。
- ⑵ 屈折率が高いほどレンズの厚みを薄くできる。屈折率が高いほど同じ度数でレンズを薄くでき、正しい記述です。
- ⑶ 屈折率が高いほどレンズの比重は増加する。高屈折率の材料ほど比重が大きくなる傾向があり、正しい記述です。
- ⑷ 視感透過率が75%以上のレンズは夜間運転に適する。夜間運転には視感透過率75%以上のレンズが適しており、正しい記述です。
- ⑸ 累進屈折力レンズの周辺部では非点収差が発生する。累進帯の両側の周辺部に非点収差が発生し、正しい記述です。
解説
正解は⑴です。Abbe数は材料の分散の小ささを示す値で、Abbe数が大きいほど波長による屈折率の差が小さく、色収差は小さくなります。高屈折率のレンズはレンズを薄くできる一方で、Abbe数が小さく色のにじみが出やすく、比重も大きくなる傾向があります。夜間運転には視感透過率75%以上のレンズが適しているとされ、それより暗い色のサングラスは夜間には使用しません。累進屈折力レンズでは累進帯の両側の周辺部に非点収差が発生します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-10.html)を加工して作成