瞳孔間距離60 mm、完全屈折矯正後に交代プリズム遮閉試験で測定した遠見眼位(5…
瞳孔間距離60 mm、完全屈折矯正後に交代プリズム遮閉試験で測定した遠見眼位(5 m)は3 Δの外斜視、近見眼位(33 cm)は6 Δの外斜視であった。AC/A 比[Δ/D]はどれか。
- ⑴ 3近見と遠見の差を調節量で割る前の値などを用いた誤りです。
- ⑵ 4計算式に合わない値です。
- ⑶ 56+(-6+3)÷3=5Δ/Dです。
- ⑷ 6瞳孔間距離の項だけで、眼位の差を考慮していません。
- ⑸ 7外斜の符号を逆にして足した誤った計算です。
解説
正解は⑶です。heterophoria法のAC/A比は、瞳孔間距離(cm)+(近見眼位-遠見眼位)÷近見の調節量で求めます。内斜を+、外斜を-とすると、遠見は-3Δ、近見は-6Δです。近見33cmの調節量は3Dなので、AC/A=6+(-6-(-3))÷3=6-1=5Δ/Dとなります。瞳孔間距離の項は、近くを見るときに眼位を保つのに必要な輻湊量を補正するためのものです。符号の取り扱いを誤ると7Δ/Dなどの誤答になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-10.html)を加工して作成