斜位近視について正しいのはどれか。
斜位近視について正しいのはどれか。
- ⑴ 両眼とも散瞳する。輻湊と調節に伴い縮瞳傾向となり、散瞳はしません。
- ⑵ 好発年齢は60 歳である。青年期に多く、60歳が好発年齢ではありません。
- ⑶ 間欠性内斜視に出現する。外斜位や間欠性外斜視に出現し、内斜視ではみられません。
- ⑷ 斜視手術の適応ではない。外斜視の手術で輻湊の負担が減ると改善するため、手術の適応になり得ます。
- ⑸ 両眼視時に視力が低下する。両眼視時に融像性輻湊に伴う調節で近視化し、視力が低下します。
解説
正解は⑸です。斜位近視は、外斜位や間欠性外斜視の人が両眼視を保つために融像性輻湊を強く働かせると、輻湊に伴う調節(輻湊性調節)が誘発されて近視化する状態です。そのため片眼視では良好な視力が、両眼視時には低下します。輻湊と調節に伴い瞳孔は縮瞳傾向となり、散瞳はしません。青年期に多く、内斜視ではなく外斜視・外斜位に出現します。外斜視の手術で輻湊の負担が減ると改善するため、斜視手術の適応になり得ます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-10.html)を加工して作成