先天内斜視で正しいのはどれか。
先天内斜視で正しいのはどれか。
- ⑴ 外転ができない。外転制限は交差固視による見かけ上のもので、外転は可能です。
- ⑵ 弱視は合併しない。固視眼が偏ると斜視弱視を合併することがあります。
- ⑶ 片目つぶりがみられる。片目つぶりは間欠性外斜視の小児でみられる所見です。
- ⑷ 両眼視機能は良好である。早期からの斜視のため、両眼視機能は不良なことが多いです。
- ⑸ 生後6 か月以内の発症である。先天内斜視は生後6か月以内に発症する内斜視と定義されます。
解説
正解は⑸です。先天内斜視(乳児内斜視)は、生後6か月以内に発症する内斜視と定義されます。30Δ以上の大角度が多く、交差固視のため外転制限があるように見えますが、人形の眼現象などで外転できるため真の外転障害ではありません。固視眼が一方に偏ると斜視弱視を合併することがあり、両眼視機能は不良なことが多いです。片目つぶりはまぶしいときに間欠性外斜視の小児でみられる所見です。交代性上斜位や潜伏眼振を合併しやすい点も押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-10.html)を加工して作成