ソクマル視能訓練士

7 歳の男児。右眼の視力低下を主訴に来院した。視力は右0.07(0.7×-5.0…

7 歳の男児。右眼の視力低下を主訴に来院した。視力は右0.07(0.7×-5.00D ○ cyl-8.00D 15°)、左1.0(1.2×-0.25D)であった。右眼の散瞳下の細隙灯顕微鏡写真(別冊No. 9)を別に示す。考えられる全身異常はどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑸です。小児の片眼の強い近視性乱視と矯正視力不良があり、散瞳下で細隙灯顕微鏡写真が示されていることから、水晶体の偏位(水晶体亜脱臼)が考えられます。チン小帯が弱く水晶体が偏位すると、強い近視や乱視が生じます。小児の水晶体偏位の代表的な原因はMarfan症候群で、大動脈拡張や大動脈解離、僧帽弁逸脱などの心血管系疾患を合併するため、全身の精査が重要です。難聴はVogt-小柳-原田病、陰部潰瘍はBehçet病、カフェオレ斑は神経線維腫症の所見です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-10.html)を加工して作成

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