新生児への虐待でよく見られる状態はどれか。
新生児への虐待でよく見られる状態はどれか。
- ⑴ 角膜白斑角膜白斑は角膜の瘢痕で、虐待の典型的な所見ではありません。
- ⑵ 網膜出血揺さぶりによる虐待性頭部外傷では多発性の網膜出血がよくみられます。
- ⑶ ぶどう膜炎ぶどう膜炎は虐待でよくみられる所見ではありません。
- ⑷ 涙小管断裂涙小管断裂は眼瞼の裂傷に伴うもので、新生児虐待の典型ではありません。
- ⑸ 閉塞隅角緑内障閉塞隅角緑内障は新生児の虐待でみられる所見ではありません。
解説
正解は⑵です。乳幼児の虐待、特に激しく揺さぶることによる虐待性頭部外傷(揺さぶられっ子症候群)では、硬膜下血腫などとともに、両眼に多発する網膜出血がよくみられます。網膜の多層にわたる広範な出血や網膜分離が特徴で、虐待を疑う重要な所見です。乳幼児の頭部外傷では眼底検査が欠かせません。角膜白斑、ぶどう膜炎、涙小管断裂、閉塞隅角緑内障は、新生児への虐待でよくみられる所見ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-10.html)を加工して作成