7歳の男児。注意欠陥多動性障害〈ADHD〉と診断されている。学校健診でLando…
7歳の男児。注意欠陥多動性障害〈ADHD〉と診断されている。学校健診でLandolt 環を用いた視力検査ができず受診した。この患児への検査時の対応で誤っているのはどれか。
- ⑴ 検査環境を整える。周囲の刺激を減らし、集中しやすい検査環境を整えることは適切です。
- ⑵ 可能な検査方法を選ぶ。字ひとつ視力表など、本人ができる検査方法を選ぶことは適切です。
- ⑶ 患児の特徴を理解する。患児の特性を理解して対応することは適切です。
- ⑷ できるまで長時間かけて検査する。集中が続かないため、長時間かけて検査するのは不適切です。
- ⑸ わかりやすい言葉で簡潔に伝える。分かりやすい言葉で簡潔に伝えることは適切です。
解説
正解は⑷です。注意欠如・多動症(ADHD)の小児は、集中力の持続が難しく、長時間の検査では注意がそれて正しい結果が得られにくくなります。検査は短時間で要点を押さえて行い、必要なら日を改めて繰り返すことが大切です。周囲の刺激を減らして検査環境を整え、絵視標や字ひとつ視力表など本人ができる検査方法を選び、患児の特徴を理解したうえで、分かりやすい言葉で簡潔に指示を伝えるのが適切な対応です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-10.html)を加工して作成