遠近累進屈折力レンズの構造(別冊No. 3)を別に示す。誤っているのはどれか。
遠近累進屈折力レンズの構造(別冊No. 3)を別に示す。誤っているのはどれか。
- ⑴ A は遠用部領域である。Aはレンズ上方の遠用部領域です。
- ⑵ B は度数が一定である。Bは累進帯で、度数が連続的に変化するため、一定とするのは誤りです。
- ⑶ C は近用部領域である。Cはレンズ下方の近用部領域です。
- ⑷ A とC の度数差は加入度である。遠用部と近用部の度数差が加入度です。
- ⑸ D とDʼ は収差が生じる部分である。累進帯の側方DとD'は非点収差が生じる部分です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。遠近累進屈折力レンズは、上方の遠用部(A)、下方の近用部(C)、その間をつなぐ累進帯(中間部、B)からなり、累進帯では度数が上から下へ連続的に変化して中間距離を見ることができます。したがって「Bは度数が一定である」が誤りです。遠用部と近用部の度数差が加入度で、累進帯の両側(DとD')には非点収差が生じ、像のゆがみやぼけを感じやすい部分になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-10.html)を加工して作成