コンタクトレンズ型電極を用いたERG 検査で正しいのはどれか。
コンタクトレンズ型電極を用いたERG 検査で正しいのはどれか。
- ⑴ 角膜保護剤をつければ点眼麻酔は不要である。電極を角膜に接触させるため、角膜保護剤を用いても点眼麻酔が必要です。
- ⑵ 杆体反応を測定するには明順応が必要である。杆体反応は暗順応を行ってから測定します。
- ⑶ フリッカーERG は杆体機能を評価する。30Hzのフリッカー刺激には杆体は追従できず、錐体機能を評価します。
- ⑷ 多局所ERG は暗順応下で測定する。多局所ERGは錐体系の反応を記録するため、明順応下で測定します。
- ⑸ 暗順応中も患者の様子に留意する。長い暗順応の間も気分不良などがないよう患者の様子に留意します。
解説
正解は⑸です。全視野ERGでは杆体反応を測るために20分以上の暗順応を行い、その間は暗室で患者を一人にしがちになるため、気分不良や転倒などがないよう様子に留意する必要があります。コンタクトレンズ型電極を装着するには、角膜保護剤を使っても点眼麻酔が必要です。杆体反応は暗順応下、フリッカーERG(30Hz)は錐体機能の評価に用い、多局所ERGは明順応下で測定します。小児では鎮静や全身麻酔を要することもあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-10.html)を加工して作成