損傷後の再生能力が低いのはどれか。
損傷後の再生能力が低いのはどれか。
- ⑴ 視神経視神経は中枢神経路であり、損傷後の再生能力が極めて低いです。
- ⑵ 動眼神経動眼神経は末梢神経で、損傷後も再生し麻痺が回復することがあります。
- ⑶ 滑車神経滑車神経は末梢神経で、再生能力があります。
- ⑷ 三叉神経三叉神経は末梢神経で、再生能力があります。
- ⑸ 外転神経外転神経は末梢神経で、麻痺が自然回復することも多いです。
解説
正解は⑴です。視神経は発生学的に間脳から突出した中枢神経路で、軸索の周囲はSchwann細胞ではなく乏突起膠細胞(オリゴデンドロサイト)が髄鞘を形成しています。中枢神経では軸索再生を阻害する因子があり、Schwann細胞による再生の足場もないため、損傷後の再生能力は極めて低く、視神経萎縮に至ると回復は困難です。動眼・滑車・三叉・外転神経は末梢神経で、損傷後も一定の再生が期待できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-10.html)を加工して作成