8歳の男児。学校健診で視力障害を指摘されて来院した。視力は右0.6(1.2×-1…
8歳の男児。学校健診で視力障害を指摘されて来院した。視力は右0.6(1.2×-1.25 D ○ cyl-0.50 D 10°)、左0.9(1.2×+1.00 D ○ cyl-1.50 D 180°)。両中間透光体および眼底に異常を認めない。この症例の屈折について正しいのはどれか。
- ⑴ 右眼は近視性倒乱視である。負の円柱の軸が10°とほぼ水平なので、倒乱視ではなく直乱視です。
- ⑵ 右眼の等価球面値は-1.75 D である。右眼の等価球面値は−1.25−0.25=−1.50Dです。
- ⑶ 左眼は混合乱視である。垂直経線が−0.50D、水平経線が+1.00Dで、混合乱視です。
- ⑷ 左眼は弱視である。左眼の矯正視力は1.2で、弱視ではありません。
- ⑸ 左眼の等価球面値は+1.75 D である。左眼の等価球面値は+1.00−0.75=+0.25Dです。
解説
正解は⑶です。左眼は+1.00D○cyl−1.50D 180°で、垂直経線が+1.00−1.50=−0.50D、水平経線が+1.00Dとなり、一方が近視、他方が遠視の混合乱視です。等価球面値は+1.00−0.75=+0.25Dです。右眼は−1.25D○cyl−0.50D 10°で、負の円柱の軸がほぼ水平なので直乱視(近視性直乱視)であり、等価球面値は−1.25−0.25=−1.50Dです。左眼は矯正視力1.2で、弱視ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-10.html)を加工して作成