糖尿病の眼合併症でないのはどれか。
糖尿病の眼合併症でないのはどれか。
- ⑴ 白内障糖尿病では白内障が若年から生じやすく、合併症に当たります。
- ⑵ 緑内障増殖網膜症に伴い血管新生緑内障を合併します。
- ⑶ 眼瞼後退眼瞼後退は甲状腺眼症の特徴的所見で、糖尿病の合併症ではありません。
- ⑷ 眼球運動障害糖尿病性神経障害で眼球運動神経麻痺を起こします。
- ⑸ 角膜知覚低下神経障害により角膜知覚が低下します。
解説
正解は⑶です。眼瞼後退は上眼瞼が過度に挙上して上方の強膜が見える状態で、甲状腺眼症(Basedow病)に特徴的な所見です。糖尿病では、若年でも進行の早い白内障、新生血管による血管新生緑内障、糖尿病性神経障害による外眼筋麻痺(眼球運動障害)、角膜知覚の低下と上皮障害など、網膜症以外にも多様な眼合併症を起こします。糖尿病患者の眼科検査では、これらの合併症にも注意が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-10.html)を加工して作成