ENG で正しいのはどれか。
ENG で正しいのはどれか。
- ⑴ 潜伏眼振は診断できない。片眼遮閉下で記録すれば潜伏眼振も診断できます。
- ⑵ 速度波形で眼振の向きが分かる。速度波形では急速相が明瞭に表れ、眼振の向きが分かります。
- ⑶ 記録電極にはコンタクト型電極を用いる。ENGは皮膚に貼る皿電極を用い、コンタクト型電極はERGで使います。
- ⑷ 位置波形を積分したものが速度波形である。速度波形は位置波形を微分したもので、積分ではありません。
- ⑸ 眼球前後に存在する交流電位を利用して眼球運動を測定する。利用するのは眼球前後の直流の常存電位で、交流電位ではありません。
解説
正解は⑵です。眼振図(ENG)は、眼球の角膜側が正、網膜側が負となる常存電位(直流電位)を皮膚電極で記録し、眼球運動を波形として表します。位置波形を時間で微分したものが速度波形で、急速相の方向が明瞭に分かるため、眼振の向きを判定できます。記録には皮膚に貼る皿電極を用い、角膜に触れるコンタクト型電極はERGで使います。潜伏眼振も片眼遮閉下で記録して診断できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-10.html)を加工して作成