細隙灯顕微鏡で樹枝状角膜炎を観察するのに最も適した方法はどれか。
細隙灯顕微鏡で樹枝状角膜炎を観察するのに最も適した方法はどれか。
- ⑴ 強膜散乱法強膜散乱法は角膜の淡い混濁や浮腫の観察に適した方法です。
- ⑵ 鏡面反射法鏡面反射法は角膜内皮細胞の観察に用いる方法です。
- ⑶ 虹彩反帰光線法虹彩反帰光線法は角膜の微細な沈着物などを背景光で浮かび上がらせる方法です。
- ⑷ 広汎照明法病変の形と広がり全体をとらえるのに適し、フルオレセイン染色と併用します。
- ⑸ 直接焦点照明法直接焦点照明法はスリット光で病変の深さを調べるのに適した方法です。
解説
正解は⑷です。樹枝状角膜炎は単純ヘルペスウイルスによる角膜上皮の病変で、先端に膨らみ(terminal bulb)を持つ樹枝状の潰瘍が特徴です。病変の全体像(形と広がり)をとらえるには、幅広い光で角膜全体を照らす広汎照明法が適しており、フルオレセイン染色を併用して観察します。直接焦点照明法は深さの観察、鏡面反射法は角膜内皮、強膜散乱法は角膜の淡い混濁、徹照法は虹彩萎縮などの観察に用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-07.html)を加工して作成