視能訓練士が、斜視の手術を受けた患者の記録から項目を集め、統計の処理の方法を決め…
視能訓練士が、斜視の手術を受けた患者の記録から項目を集め、統計の処理の方法を決めるために、それぞれの項目のデータの尺度を整理した。名義尺度にあたる項目はどれか。
- ⑴ 手術の前と後に測った斜視角の値(Δ)斜視角はプリズムの強さで表した数量で、大小や差に意味があるため名義尺度ではありません。
- ⑵ 斜視の種類(内斜視・外斜視・上下斜視の別)斜視の種類は区別のための分類で、順序や大小の意味をもたないため、名義尺度にあたります。
- ⑶ 白内障の程度を軽度・中等度・高度に分けた区分軽度・中等度・高度には順序があるため、順序尺度にあたります。
- ⑷ 圧平式の眼圧計で測った眼圧の値(mmHg)眼圧の値は0を基準として差や比に意味がある数量で、比率尺度にあたります。
- ⑸ 超音波で測った眼軸長の測定値(mm)眼軸長は長さの測定値で、差や比に意味があるため比率尺度にあたります。
解説
名義尺度にあたるのは斜視の種類です。名義尺度は、内斜視・外斜視のように区別のために付けた分類で、順序も大小もありません。軽度・中等度・高度のように順序がある区分は順序尺度、眼圧や眼軸長のように差や比に意味がある量は比率尺度です。尺度によって使える統計の方法が異なり、名義尺度では度数や割合で集計し、平均を求めることはできません。
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