眼科外来で、視能訓練士が23歳の男性に視野検査を行っていた。検査の途中で、男性が…
眼科外来で、視能訓練士が23歳の男性に視野検査を行っていた。検査の途中で、男性が「気分が悪い」と言い、顔色が青白くなって冷や汗をかき、いすから倒れそうになった。視能訓練士がまず行う対応として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 家族に電話をして迎えを頼み、迎えが来るまで検査室で一人で休ませる。急に具合が悪くなった人を一人にすると、容体の変化に気付けません。医師の診察を受けさせることが先です。
- ⑵ 検査を早く終わらせるため、残りの項目を急いで済ませてから医師に伝える。体調が急に悪くなった人の検査を続けると、転倒などの事故につながります。まず検査を止めて安全を確保します。
- ⑶ 検査を止めて床やベッドに横にさせ、意識と呼吸を確かめながら医師を呼ぶ。倒れて頭を打つのを防ぐため横にさせ、意識と呼吸を確かめつつ、すぐに医師の診察につなぐのが適切です。
- ⑷ 水分を補うため、意識が遠のいていても冷たい飲み物を十分に飲ませる。意識がはっきりしない人に飲ませると、気管に入って窒息や肺炎を起こすおそれがあります。
- ⑸ 気分を変えるため、いすから立たせて待合室まで歩いて移動してもらう。血圧が下がっている状態で立たせて歩かせると、失神して転倒するおそれが高まります。
解説
最も適切なのは、検査を止めて横にさせ、意識と呼吸を確かめながら医師を呼ぶことです。緊張や長時間の座位などで血圧が下がると、顔色が青白くなり冷や汗をかいて失神することがあります。座ったままや立たせた状態では転倒して頭を打つおそれがあるため、まず横にして安全を確保し、容体を観察しながら医師の診察につなぎます。意識がはっきりしない人に飲み物を与えたり、一人にしたりしてはいけません。
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