28歳の女性。ハードコンタクトレンズを試しに装用してもらい、フルオレセインで涙を…
28歳の女性。ハードコンタクトレンズを試しに装用してもらい、フルオレセインで涙を染めて細隙灯顕微鏡で観察した。レンズの中央部は暗く、周辺部に緑色の色素が厚くたまっていた。この所見の解釈と次の対応の組合せとして最も適切なのはどれか。
- ⑴ 理想的に合っている状態で、このレンズの規格で処方を決めて装用練習に進む。理想的な合わせ方では、色素が全体に薄く均一に分布します。中央の接触と周辺のたまりは調整が必要な所見です。
- ⑵ 涙の量が足りない状態で、人工涙液を点眼してから同じレンズで装用を続ける。中央が暗く周辺にたまる模様は、涙の量ではなくレンズのカーブと角膜の形の関係を示します。
- ⑶ 角膜の中央にレンズが強く当たる急な合わせ方で、大きなカーブのレンズに替えて確かめる。急なカーブでは中央に涙がたまって緑色に光り、周辺が接します。この所見は逆の状態です。
- ⑷ ベースカーブが角膜より平らな状態で、ベースカーブの小さいレンズに替えて確かめる。中央が角膜に接して暗く、周辺に涙がたまるのはフラットな合わせ方です。カーブの小さい(スティープな)レンズに替えます。
- ⑸ レンズの度数が強すぎる状態で、度数を0.50 D弱めたレンズに替えて確かめる。フルオレセインの染まり方はレンズの裏面と角膜の形の関係を示すもので、度数の強弱は分かりません。
解説
ベースカーブが角膜より平らな状態で、ベースカーブの小さいレンズに替えて確かめるのが最も適切です。ハードコンタクトレンズの合わせ方は、レンズと角膜の間の涙をフルオレセインで染めて見ます。中央が暗いのはレンズが角膜に接している部分、緑色が濃いのは涙がたまっている部分です。中央が接して周辺にたまるのはフラット、中央にたまって周辺が接するのはスティープな状態です。
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