視覚障害のある人の暮らしに関わる地域の取り組みを集めた。ノーマライゼーションの考…
視覚障害のある人の暮らしに関わる地域の取り組みを集めた。ノーマライゼーションの考え方に沿った取り組みとして適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 弱視の児童が拡大教科書を使い、地域の小学校で同級生と一緒に学ぶ。障害のある子どもが必要な支援を受けながら、地域の学校で同年代の子どもと共に学ぶ形はノーマライゼーションに沿います。
- ⑵ 駅のホームに点字ブロックとホームドアを整え、誰もが同じ駅を使えるようにする。環境を整えて障害のある人もない人も同じ場所を同じように使えるようにすることは、この考え方に沿います。
- ⑶ 視覚障害のある人専用の路線バスを新たに走らせ、一般の路線の利用を控えてもらう。一般の路線から分けて別の仕組みに移す形は、同じ社会の中で暮らすという考え方と逆向きです。
- ⑷ 視覚障害のある人を郊外の大きな施設に集め、施設の中で一生を過ごせるようにする。地域から離れた大規模施設に集めて生活させる形は、ノーマライゼーションが改めようとしたものです。
- ⑸ 視力を取り戻す訓練が終わるまで、就労や地域の行事への参加を控えるように勧める。機能の回復を社会参加の条件にする考え方は、障害があってもふつうの暮らしを送るという理念に反します。
解説
適切なのは、地域の小学校で拡大教科書を使って学ぶ取り組みと、駅の環境を整える取り組みの2つです。ノーマライゼーションは、障害のある人も地域の中で、ほかの人と同じようなふつうの生活を送れるようにするという考え方です。施設に集めて分ける形や、専用の仕組みを作って一般の場から離す形、機能の回復を参加の条件にする形は、この考え方とは逆の方向になります。
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