固定性ブリッジ製作中の口腔内写真(別冊No. 20)を別に示す。適切なポンティッ…
固定性ブリッジ製作中の口腔内写真(別冊No. 20)を別に示す。適切なポンティック基底面形態はどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 鞍状型鞍状型は顎堤を唇舌的に広く覆うため清掃が困難で、固定性ブリッジには適しません。
- ⑵ 船底型船底型は清掃性に優れますが、審美性や発音の点で劣り、主に下顎臼歯部に用います。
- ⑶ 偏側型唇頰側のみ顎堤に接触させるため、審美性を保ちつつ舌側から清掃できます。
- ⑷ 離底型離底型は顎堤から離れているため清掃性は高いですが、審美性が劣り、主に下顎臼歯部に用います。
- ⑸ リッジラップ型顎堤頂から唇頰側に接触させる改良型で、審美性と清掃性を両立できます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶と⑸です。写真は提示されていませんが、公表正答から、審美性が求められる部位(前歯部や小臼歯部)の固定性ブリッジと考えられます。偏側型は唇頰側のみ顎堤に接触させ舌側を開放する形態で、リッジラップ型(改良型)は顎堤の頂上から唇頰側にかけて接触させる形態です。いずれも審美性と自浄性・清掃性のバランスがとれています。鞍状型は顎堤を広く覆うため清掃が困難で不潔になりやすく、船底型と離底型は清掃性に優れますが審美性が劣り、主に臼歯部に用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成