顎関節の関節円板の検査に用いるのはどれか。2 つ選べ。
顎関節の関節円板の検査に用いるのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ MRIMRIは関節円板の位置や形態、転位の有無を直接描出できます。
- ⑵ 筋電図筋電図は咀嚼筋の活動を記録する検査で、関節円板の評価には用いません。
- ⑶ 聴診音クリック音などの関節雑音は、関節円板の転位を推定する手がかりになります。
- ⑷ パラトグラムパラトグラムは構音時の舌と口蓋の接触状態を記録する検査です。
- ⑸ パノラマエックス線画像パノラマエックス線画像では下顎頭の骨形態は見えますが、軟組織の関節円板は描出されません。
解説
正解は⑴と⑶です。顎関節の関節円板は軟組織であり、その位置や形態、転位の有無を直接描出できるのはMRIです。閉口位と開口位で撮影し、円板の前方転位や復位の有無を評価します。また、聴診器で関節雑音を聴取すると、開口時と閉口時のクリック音は復位性の円板前方転位を、捻髪音は変形性顎関節症を示唆し、関節円板の状態を推定する手がかりとなります。筋電図は筋活動、パラトグラムは構音時の舌と口蓋の接触の評価に用い、パノラマエックス線画像では円板は写りません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成