矯正装置を装着し、管理中の口腔内写真(別冊No. 11)を別に示す。この装置の使…
矯正装置を装着し、管理中の口腔内写真(別冊No. 11)を別に示す。この装置の使用で減少するのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ IMPAIMPA(下顎下縁平面に対する下顎中切歯歯軸傾斜角)が減少することは、この装置の主な効果とされていません。
- ⑵ 顔面角顔面角は下顎の前後的位置を示す角度で、この装置で減少する項目とはされていません。
- ⑶ オーバーバイト臼歯の挺出や前歯の圧下により咬合が挙上され、オーバーバイトが減少します。
- ⑷ オーバージェット上顎前歯の後退や下顎の前方誘導により、オーバージェットが減少します。
- ⑸ 下顎の歯槽基底弓長径下顎の歯槽基底弓長径は歯槽基底部の大きさで、装置の使用で減少するものではありません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶と⑷です。写真は提示されていませんが、公表正答から、上顎前突と過蓋咬合を伴う症例に用いる矯正装置(例えば上顎前歯を舌側移動させつつ咬合を挙上する装置など)が装着されていると考えられます。この装置により上顎前歯が後退してオーバージェットが減少し、臼歯の挺出や前歯の圧下でオーバーバイトも減少します。IMPAや顔面角、下顎の歯槽基底弓長径は、この装置で減少することが主目的とはされていない項目です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成