口臭の官能検査を複数の検査者で行う理由で正しいのはどれか。1 つ選べ。
口臭の官能検査を複数の検査者で行う理由で正しいのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 口臭の強さは日内変動が大きい。日内変動は検査の時間帯をそろえる理由になりますが、検査者を複数にする理由ではありません。
- ⑵ 検査者の嗅覚閾値には個人差がある。嗅覚閾値には個人差があるため、複数の検査者で判定して信頼性を高めます。
- ⑶ 口臭の原因物質には複数の種類がある。原因物質が複数あることはガスクロマトグラフィーなどで分析する理由で、検査者を複数にする理由ではありません。
- ⑷ 生理的口臭と病的口臭では対応が異なる。生理的口臭と病的口臭の対応の違いは診断後の治療方針に関わる事項です。
- ⑸ 検査時にプライバシーへの配慮が必要である。プライバシーへの配慮は必要ですが、むしろ検査者を増やす理由にはなりません。
解説
正解は⑵です。口臭の官能検査は、検査者が直接においをかいで口臭の有無や強さを判定する方法で、口臭診断の基本とされています。しかし、においの感じ方(嗅覚閾値)には検査者ごとに個人差があり、体調などによっても変化するため、判定の客観性と信頼性を高めるために複数の検査者で評価します。口臭の日内変動や原因物質の種類、生理的口臭と病的口臭の違い、プライバシーへの配慮はいずれも重要な事項ですが、検査者を複数にする理由ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成