口腔カンジダ症のリスク因子はどれか。3 つ選べ。
口腔カンジダ症のリスク因子はどれか。3 つ選べ。
- ⑴ 含嗽含嗽は口腔内を清潔に保つ口腔ケアで、カンジダ症の予防に役立ちます。
- ⑵ 舌ブラシの使用舌ブラシで舌苔を除去することは口腔衛生の改善につながり、リスク因子ではありません。
- ⑶ 抗菌薬の長期服用抗菌薬の長期服用で常在細菌叢が乱れ、菌交代現象としてカンジダが増殖します。
- ⑷ 義歯床用材料の劣化劣化した義歯床は表面が粗造になり、カンジダが付着・増殖しやすくなります。
- ⑸ 副腎皮質ステロイド薬の長期服用副腎皮質ステロイド薬の長期服用で免疫が低下し、日和見感染としてカンジダ症を生じやすくなります。
解説
正解は⑶、⑷、⑸です。口腔カンジダ症は常在菌であるCandida albicansによる日和見感染症です。抗菌薬の長期服用は口腔の常在細菌叢を乱して菌交代現象を起こし、副腎皮質ステロイド薬の長期服用(吸入薬を含む)は局所・全身の免疫を低下させます。劣化した義歯床用材料は表面が粗くなり、カンジダが付着・増殖する温床になります。含嗽や舌ブラシの使用は口腔内の清潔を保つ口腔ケアで、むしろカンジダ症の予防に役立ちます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成