病原体が神経節に潜伏感染するのはどれか。1 つ選べ。
病原体が神経節に潜伏感染するのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 風疹風疹は風疹ウイルスによる急性感染症で、神経節への潜伏感染や再活性化は起こしません。
- ⑵ 帯状疱疹水痘・帯状疱疹ウイルスは知覚神経節に潜伏し、再活性化すると神経支配領域に帯状疱疹を生じます。
- ⑶ 手足口病手足口病はコクサッキーウイルスやエンテロウイルス71による急性感染症で、神経節に潜伏感染はしません。
- ⑷ ヘルパンギーナヘルパンギーナは主にコクサッキーA群ウイルスによる急性感染症で、神経節への潜伏感染はありません。
- ⑸ 流行性耳下腺炎流行性耳下腺炎はムンプスウイルスによる急性感染症で、神経節への潜伏感染は起こしません。
解説
正解は⑵です。帯状疱疹の原因である水痘・帯状疱疹ウイルスは、初感染(水痘)の後に知覚神経節(脊髄後根神経節や三叉神経節)に潜伏感染し、加齢や免疫低下を契機に再活性化して、神経の支配領域に沿った片側性の疼痛と水疱を生じます。三叉神経第2・3枝に生じると口腔内にも病変が現れます。風疹、手足口病、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎の病原体は神経節への潜伏感染を起こしません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成