好中球による貪食に抵抗性を示すのはどれか。1 つ選べ。
好中球による貪食に抵抗性を示すのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 莢膜莢膜はオプソニン化を妨げ、好中球による貪食に抵抗します。
- ⑵ 鞭毛鞭毛は細菌の運動器官で、貪食抵抗性の主な因子ではありません。
- ⑶ 核様体核様体は細菌の遺伝情報(DNA)が集まった領域で、貪食抵抗性とは関係しません。
- ⑷ 内毒素内毒素(LPS)は炎症を惹起する因子ですが、貪食への抵抗性を担う構造ではありません。
- ⑸ リボソームリボソームはタンパク質合成の場で、貪食抵抗性とは関係しません。
解説
正解は⑴です。莢膜は細菌の細胞壁の外側を覆う多糖体などの層で、補体やオプソニンの結合を妨げ、好中球やマクロファージによる貪食に抵抗する病原因子です。肺炎球菌などで代表的で、Porphyromonas gingivalisも莢膜をもちます。鞭毛は運動器官、核様体は遺伝情報を担うDNA領域、内毒素はグラム陰性菌外膜のLPS、リボソームはタンパク質合成の場で、貪食抵抗性の主な因子ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成