法的な脳死判定基準に含まれるのはどれか。1 つ選べ。
法的な脳死判定基準に含まれるのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 低体温低体温は脳死判定の除外条件で、判定基準そのものではありません。
- ⑵ 下顎呼吸下顎呼吸は呼吸中枢の活動が残る所見で、脳死判定とは矛盾します。
- ⑶ 除脳硬直除脳硬直は脳幹機能が残っている所見で、脳死とは矛盾します。
- ⑷ 心拍動停止脳死では心拍動は保たれており、心拍動停止は心臓死の所見です。
- ⑸ 脳幹反射消失対光反射や角膜反射などの脳幹反射の消失は判定基準の一つです。
解説
正解は⑸です。臓器移植法に基づく法的脳死判定では、深い昏睡、瞳孔の固定と散大(左右とも4mm以上)、脳幹反射の消失、平坦脳波、自発呼吸の消失の5項目を確認し、6時間以上(6歳未満は24時間以上)あけて2回判定します。低体温は判定の除外条件で、深部体温が低い状態では判定を行いません。下顎呼吸や除脳硬直は脳幹機能が残る所見で、心拍動の停止は脳死ではなく心臓死の所見です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成