先天異常と不正咬合の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。
先天異常と不正咬合の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ Down 症候群 ― 上顎前突Down症候群では上顎劣成長により下顎前突が多くみられます。
- ⑵ 骨形成不全症 ― 鋏状咬合骨形成不全症では下顎前突や開咬が多く、鋏状咬合は特徴ではありません。
- ⑶ Crouzon 症候群 ― 下顎前突上顎骨の劣成長により相対的な下顎前突を示します。
- ⑷ Treacher Collins 症候群 ― 上下顎前突Treacher Collins症候群は下顎低形成による上顎前突と開咬が特徴です。
- ⑸ Beckwith-Wiedemann 症候群 ― 開咬巨舌により開咬を生じやすくなります。
解説
正解は⑶と⑸です。Crouzon症候群は頭蓋縫合の早期癒合により上顎骨が劣成長となり、相対的な下顎前突(反対咬合)を示します。Beckwith-Wiedemann症候群は巨舌、臍帯ヘルニア、巨体を三主徴とし、巨舌により開咬や下顎前突を生じます。Down症候群は上顎劣成長による下顎前突、骨形成不全症は下顎前突や開咬、Treacher Collins症候群は下顎低形成による上顎前突(下顎後退)と開咬が特徴です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成