67 歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、上顎右側にインプラント…
67 歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、上顎右側にインプラント義歯による歯科補綴治療を行うこととした。上部構造装着前の口腔内写真(別冊No. 9A)と製作した上部構造の写真(別冊No. 9B)を別に示す。装着のために準備する器材はどれか。3 つ選べ。
- ⑴ 咬合紙装着後の咬合接触を確認し、調整するために用います。
- ⑵ トルクレンチ補綴用スクリューを規定のトルクで締結するために用います。
- ⑶ アバットメント本例ではアバットメントは別途準備する器材とはされていません。
- ⑷ 補綴用スクリュー上部構造を固定するための補綴用スクリューが必要です。
- ⑸ クラウンリムーバークラウンリムーバーは補綴装置の撤去に用いる器具です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴⑵⑷です。写真は見られないため公表正答から考えます。スクリュー固定式のインプラント上部構造を装着する際には、上部構造をインプラント体またはアバットメントに固定するための補綴用スクリューと、それを規定のトルクで締結するトルクレンチが必要です。さらに装着後の咬合接触を確認・調整するため咬合紙を用います。本例ではアバットメントは上部構造と一体あるいは装着済みと考えられ、クラウンリムーバーは撤去用の器具です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成