骨粗鬆症治療薬テリパラチドの標的分子はどれか。1 つ選べ。
骨粗鬆症治療薬テリパラチドの標的分子はどれか。1 つ選べ。
- ⑴ ビタミンD 受容体ビタミンD受容体には活性型ビタミンD3製剤が作用します。
- ⑵ エストロゲン受容体エストロゲン受容体にはラロキシフェンなどのSERMが作用します。
- ⑶ カルシトニン受容体カルシトニン受容体にはエルカトニンなどが作用します。
- ⑷ 副甲状腺ホルモン受容体PTHアナログで、副甲状腺ホルモン受容体に作用して骨形成を促します。
- ⑸ RANK〈receptor activator of NF-κB〉RANK経路はデノスマブがRANKLを阻害することで抑制します。
解説
正解は⑷です。テリパラチドは副甲状腺ホルモン(PTH)のN末端1-34のアナログで、骨芽細胞などにある副甲状腺ホルモン受容体(PTH1受容体)に作用します。間欠的に投与すると骨吸収よりも骨形成が優位となり、骨密度が増加するため、骨折リスクの高い骨粗鬆症に用いられます。RANKを標的とするのはデノスマブ(RANKLに対する抗体)、エストロゲン受容体に作用するのはSERMです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成