散乱線を低減し、エックス線コントラストを向上させるのはどれか。3 つ選べ。
散乱線を低減し、エックス線コントラストを向上させるのはどれか。3 つ選べ。
- ⑴ グリッドの使用グリッドは散乱線を吸収し、コントラストを向上させます。
- ⑵ 照射時間の延長照射時間を延長しても散乱線の割合は減らず、被曝が増えるだけです。
- ⑶ 必要最小限の照射野照射野を絞ると散乱線の発生量が減り、コントラストが向上します。
- ⑷ 正放線方向からの照射正放線投影は歯の重なりを避けるための方法で、散乱線とは関係しません。
- ⑸ 被写体―検出器間距離の増加被写体と検出器の距離を広げると、散乱線が検出器に届きにくくなります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴⑶⑸です。散乱線は画像のコントラストを低下させるため、その低減が重要です。グリッドは被写体を通過した散乱線を吸収し、照射野を必要最小限に絞ると散乱線の発生量自体が減ります。また被写体と検出器の距離を広げると、斜めに飛ぶ散乱線が検出器に届きにくくなります(エアギャップ効果)。照射時間の延長は線量を増やすだけで、正放線投影は像の重なりを避けるための方法です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成