ガドリニウム造影剤の使用に際し、最も注意すべきなのはどれか。1 つ選べ。
ガドリニウム造影剤の使用に際し、最も注意すべきなのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 高血圧高血圧はガドリニウム造影剤使用時に最も注意すべき病態ではありません。
- ⑵ 腎障害腎排泄のため、高度腎障害では腎性全身性線維症のおそれがあり最も注意が必要です。
- ⑶ 糖尿病糖尿病はヨード造影剤とビグアナイド薬の併用で問題となる病態です。
- ⑷ 間質性肺炎間質性肺炎はガドリニウム造影剤の使用で最も注意すべき病態ではありません。
- ⑸ 甲状腺疾患甲状腺疾患はヨード造影剤で注意すべき病態です。
解説
正解は⑵です。ガドリニウム造影剤はMRIで用いられ、主に腎臓から排泄されます。腎機能が高度に低下した患者では排泄が遅れ、皮膚や内臓が線維化する腎性全身性線維症(NSF)を発症するおそれがあるため、使用前にeGFRなどで腎機能を確認することが最も重要です。高血圧や糖尿病、甲状腺疾患はヨード造影剤の使用時に注意が問題となることがありますが、ガドリニウムで最も注意すべき点は腎障害です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成