シスプラチンで生じやすいのはどれか。1 つ選べ。
シスプラチンで生じやすいのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 口渇口渇は抗コリン作用をもつ薬物などで目立つ副作用で、シスプラチンの代表的副作用ではありません。
- ⑵ 顎骨壊死顎骨壊死はビスホスホネートやデノスマブなど骨吸収抑制薬で問題となります。
- ⑶ 歯肉肥大歯肉肥大はフェニトイン、カルシウム拮抗薬、シクロスポリンで起こります。
- ⑷ 血管性浮腫血管性浮腫はACE阻害薬の副作用として知られます。
- ⑸ 口腔粘膜炎細胞分裂の盛んな口腔粘膜が傷害され、口腔粘膜炎が生じやすくなります。
解説
正解は⑸です。シスプラチンは白金製剤の抗悪性腫瘍薬で、細胞分裂の盛んな口腔粘膜上皮を傷害するため口腔粘膜炎が生じやすくなります。ほかに腎障害、強い悪心・嘔吐、聴力障害、末梢神経障害が代表的な副作用です。顎骨壊死はビスホスホネートなどの骨吸収抑制薬、歯肉肥大はフェニトインやニフェジピン、血管性浮腫はACE阻害薬で起こりやすい副作用です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成