甲状舌管囊胞の発生原因はどれか。1 つ選べ。
甲状舌管囊胞の発生原因はどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 遺残消失すべき甲状舌管が遺残し、その上皮から囊胞が生じます。
- ⑵ 異常癒合異常癒合は甲状舌管囊胞の成因ではありません。
- ⑶ 過剰発育過剰発育は甲状舌管囊胞の発生とは関係しません。
- ⑷ 発育抑制発育抑制は無形成や低形成の原因で、囊胞形成の機序ではありません。
- ⑸ 癒合不全癒合不全は口唇裂・口蓋裂などの成因で、甲状舌管囊胞の原因ではありません。
解説
正解は⑴です。甲状腺は舌盲孔付近から発生して頸部へ下降し、その通り道が甲状舌管となります。甲状舌管は本来胎生期に消失しますが、これが遺残して上皮から囊胞が生じたものが甲状舌管囊胞で、頸部正中に生じ、嚥下や舌の突出で上下に動くのが特徴です。癒合不全は口唇裂・口蓋裂などの原因であり、甲状舌管囊胞の成因とは異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成