3 歳男児の口腔内写真(別冊No. 7)を示す。認められる不正咬合はどれか。2 …
3 歳男児の口腔内写真(別冊No. 7)を示す。認められる不正咬合はどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 過蓋咬合過蓋咬合は前歯の被蓋が深い状態で、本症例の所見ではないと考えられます。
- ⑵ 上顎前突上顎前突は上顎前歯が前方に突出した状態で、本症例とは逆の所見です。
- ⑶ 前歯部反対咬合上顎前歯が下顎前歯の舌側にある前歯部反対咬合が認められると考えられます。
- ⑷ 右側臼歯部交叉咬合右側臼歯部で上下の頰舌的関係が逆になった交叉咬合が認められると考えられます。
- ⑸ 左側臼歯部鋏状咬合鋏状咬合は上顎臼歯が下顎臼歯の頰側に完全に外れた状態で、本症例の所見ではないと考えられます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶と⑷です。写真は確認できませんが、正答から、3歳男児の乳歯列で、上顎前歯が下顎前歯の舌側にある前歯部反対咬合と、右側の臼歯部で上顎臼歯の頰側咬頭が下顎臼歯の頰側咬頭より舌側にある交叉咬合が認められると考えられます。乳歯列期の反対咬合は自然改善することもありますが、交叉咬合を伴う場合は下顎の側方偏位や顎の非対称な成長につながるおそれがあり、経過観察と早期の評価が重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成