光重合型コンポジットレジン修復時の光照射によりフリーラジカルを生成するのはどれか…
光重合型コンポジットレジン修復時の光照射によりフリーラジカルを生成するのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ ハイドロキノンハイドロキノンは保存中の自然重合を防ぐ重合禁止剤です。
- ⑵ 過酸化ベンゾイル過酸化ベンゾイルは化学重合型レジンの重合開始剤で、光照射ではラジカルを生じません。
- ⑶ カンファーキノンカンファーキノンは青色光を吸収して励起し、フリーラジカルを生成する光重合開始剤です。
- ⑷ ブチル化ヒドロキシトルエンBHTは重合禁止剤で、フリーラジカルを捕捉する役割をもちます。
- ⑸ ジメチルアミノエチルメタクリレート〈DMAEMA〉DMAEMAは第三級アミンの還元剤で、カンファーキノンと反応してラジカルを生成します。
解説
正解は⑶と⑸です。光重合型コンポジットレジンでは、カンファーキノンが光重合開始剤として可視光(青色光、波長約470nm)を吸収して励起状態となり、還元剤(重合促進剤)である第三級アミンのDMAEMAと反応してフリーラジカルを生成し、重合が開始されます。過酸化ベンゾイルは化学重合型レジンの重合開始剤で、アミンとの反応でラジカルを生じます。ハイドロキノンやBHTは保存中の重合を防ぐ重合禁止剤です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成