ワルファリンカリウムの薬理作用を増強するのはどれか。1 つ選べ。
ワルファリンカリウムの薬理作用を増強するのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ アシクロビルアシクロビルは抗ヘルペスウイルス薬で、ワルファリンとの重要な相互作用はありません。
- ⑵ アザチオプリンアザチオプリンは免疫抑制薬で、ワルファリンの作用を減弱させることがあります。
- ⑶ カルバマゼピンカルバマゼピンは代謝酵素を誘導し、ワルファリンの作用を減弱させます。
- ⑷ リファンピシンリファンピシンは代謝酵素を強く誘導し、ワルファリンの作用を減弱させます。
- ⑸ ミコナゾール硝酸塩ミコナゾールはCYP2C9を阻害し、ワルファリンの作用を増強するため併用禁忌です。
解説
正解は⑸です。ワルファリンは主に肝臓の薬物代謝酵素CYP2C9で代謝されます。ミコナゾールはアゾール系抗真菌薬で、CYP2C9を強く阻害するため、ワルファリンの血中濃度を上昇させて作用を増強し、重篤な出血を起こすおそれがあります。口腔用ゲル剤でも同様で、両者の併用は禁忌とされています。カルバマゼピンやリファンピシンは代謝酵素を誘導して、むしろワルファリンの作用を減弱させます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成