ソクマル歯科医師

85 歳の男性。口蓋粘膜の疼痛を主訴として来院した。8 年前から上顎全部床義歯を…

85 歳の男性。口蓋粘膜の疼痛を主訴として来院した。8 年前から上顎全部床義歯を使用しているという。来院時の口腔内写真(別冊No. 15A)、義歯の写真(別冊No. 15B)及び適合試験後の義歯の写真(別冊No. 15C)を別に示す。まず行うべき対応はどれか。2 つ選べ。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑴と⑶です。写真は確認できませんが、長期間使用している上顎全部床義歯の床下粘膜に一致した発赤と疼痛があり、正答から、義歯性口内炎(カンジダ性)が考えられます。義歯床の汚れにカンジダが付着・増殖して粘膜に炎症を生じるもので、まず培養検査で原因菌を確認し、義歯の機械的清掃と義歯洗浄剤の使用、就寝時の取り外しなどの清掃指導を行います。カンジダは真菌のため抗菌薬は無効で、ステロイド軟膏は真菌感染を悪化させるおそれがあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成

この回を通して解く

同じ単元の問題