舌小帯の短縮で考えられる構音の異常はどれか。2 つ選べ。
舌小帯の短縮で考えられる構音の異常はどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 「ア」「ア」は舌尖を挙上せずに発音する母音で、舌小帯の短縮の影響を受けにくいです。
- ⑵ 「サ」「サ」は舌尖を歯茎部に近づけてつくる音で、舌小帯短縮で障害されやすいです。
- ⑶ 「パ」「パ」は両唇でつくる破裂音で、舌の運動制限の影響を受けにくいです。
- ⑷ 「マ」「マ」は両唇でつくる鼻音で、舌小帯短縮の影響を受けにくいです。
- ⑸ 「ラ」「ラ」は舌尖を挙上して歯茎部をはじく音で、舌小帯短縮で障害されやすいです。
解説
正解は⑵と⑸です。舌小帯短縮症では舌尖の挙上や前方への突出が制限されるため、舌尖を歯茎部や口蓋前方に接触・接近させてつくる音の構音に障害が生じやすくなります。代表的なのがサ行やラ行で、タ行にも影響することがあります。「ア」は母音で舌尖の挙上を要さず、「パ」「マ」は口唇でつくる両唇音のため、舌小帯の短縮では障害されにくいです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成