ラヌーラのMRI(別冊No. 1)を別に示す。矢印で示すのはどれか。1 つ選べ。
ラヌーラのMRI(別冊No. 1)を別に示す。矢印で示すのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 広頸筋広頸筋は皮下の薄い表情筋で、口底と顎下部の境界にはならず、ラヌーラの進展評価の指標ではありません。
- ⑵ 顎舌骨筋顎舌骨筋は口底を形成する筋で、ラヌーラが舌下型か顎下型かを判断する境界となるため、矢印で示される構造です。
- ⑶ 顎二腹筋顎二腹筋は顎下三角を区画する筋ですが、口底の隔壁をなすのは顎舌骨筋で、ラヌーラ評価の主な指標ではありません。
- ⑷ 胸鎖乳突筋胸鎖乳突筋は頸部側方の筋で、口底のラヌーラとの位置関係で問題になる構造ではありません。
- ⑸ オトガイ舌筋オトガイ舌筋は舌の外舌筋で正中付近を走り、口底と顎下部を隔てる筋ではありません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。ラヌーラ(がま腫)は舌下腺由来の粘液嚢胞で、口底に限局する舌下型のほか、顎舌骨筋を越えて顎下部に進展する顎下型(潜入型)があります。MRIでは嚢胞がT2強調像で高信号を示し、口底と顎下部の境界をなす顎舌骨筋との位置関係が進展範囲の評価の要点になります。画像そのものは確認できませんが、ラヌーラの画像で矢印が示される構造として典型的なのは顎舌骨筋です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成