歯周病学の講義で、歯石が歯周炎に関わる仕組みを整理している。正しいのはどれか。2…
歯周病学の講義で、歯石が歯周炎に関わる仕組みを整理している。正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 歯石の表面は粗く、プラークが付着してたまりやすい。歯石は表面が粗く多孔性で、その表面と内部に細菌がとどまります。
- ⑵ 炎症の主な原因は、歯石そのものよりも、その表面に付いたプラークである。歯石は石灰化した細菌の塊で、生きたプラークを保持することで炎症を続けさせます。
- ⑶ 歯肉縁下の歯石は、唾液の成分から作られ白っぽい。縁下歯石は歯肉溝滲出液の成分から作られ、暗褐色を帯びます。
- ⑷ 歯石を除去すると、表面にプラークが付きやすくなって炎症が悪化する。歯石を除去して根面を滑沢にすると、プラークが付きにくくなり炎症は治まります。
- ⑸ 歯石は無菌のかたまりで、歯肉の炎症とは関わらない。歯石は細菌の付着の足場となり、炎症を続けさせる要因です。
解説
正しいのは、歯石の表面が粗くプラークが付着してたまりやすいこと、炎症の主な原因は歯石そのものよりも表面に付いたプラークであることの2つです。歯石はプラークが石灰化したもので、それ自体の刺激は小さいものの、粗い表面にプラークを保持し、清掃を難しくします。そのため歯石はプラークリテンションファクターとして歯周炎を進めます。スケーリングとルートプレーニングで除去し、根面を滑沢にします。
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