ソクマル歯科医師

11歳の男児。上顎右側中切歯がなかなか萌出しない。2歳のときに転倒し、上顎右側乳…

11歳の男児。上顎右側中切歯がなかなか萌出しない。2歳のときに転倒し、上顎右側乳中切歯が歯槽骨の中に深く押し込まれたことがある。エックス線検査では、上顎右側中切歯の歯冠と歯根の境のあたりで、歯根が後方へ大きく曲がっていた。この歯の形の異常が生じた理由として最も適切なのはどれか。

解説

最も適切なのは、形成の途中の歯胚に先行乳歯から外力が及び、それ以後に作られた部分の向きが変わったためという理由です。乳前歯の根尖のすぐ近くには後継永久歯の歯胚があり、乳歯が深く押し込まれると歯胚が押されて位置や向きが変わります。その時点ですでにできていた歯冠と、あとから作られる歯根の向きがずれ、歯根の湾曲した歯(彎曲歯)になります。萌出の遅れの原因になり、開窓や牽引が必要になることがあります。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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