25歳の男性。顎の筋の働きを調べる講義で、顎二腹筋は前腹と後腹で支配する神経が異…
25歳の男性。顎の筋の働きを調べる講義で、顎二腹筋は前腹と後腹で支配する神経が異なることを学んだ。前腹と後腹を支配する神経の組合せとして正しいのはどれか。
- ⑴ 前腹は三叉神経の枝、後腹は顔面神経の枝前腹は第一鰓弓に由来し顎舌骨筋神経が、後腹は第二鰓弓に由来し顔面神経が支配します。
- ⑵ 前腹も後腹も、舌下神経から出る枝舌下神経は舌の筋を支配する神経で、顎二腹筋を支配しません。
- ⑶ 前腹は迷走神経の枝、後腹は副神経の枝迷走神経は咽頭や喉頭の筋、副神経は胸鎖乳突筋や僧帽筋を支配します。
- ⑷ 前腹は顔面神経の枝、後腹は三叉神経の枝支配が逆です。前腹が三叉神経、後腹が顔面神経に支配されます。
- ⑸ 前腹は舌下神経の枝、後腹は舌咽神経の枝舌下神経は舌筋、舌咽神経は茎突咽頭筋などを支配し、顎二腹筋は支配しません。
解説
正しいのは、前腹が三叉神経の枝、後腹が顔面神経の枝に支配される組合せです。顎二腹筋の前腹は第一鰓弓から発生し、下顎神経の枝である顎舌骨筋神経が支配します。後腹は第二鰓弓から発生し、顔面神経が支配します。筋の支配神経は発生のもとになった鰓弓によって決まるため、一つの筋で前と後ろの支配が分かれます。顎二腹筋は舌骨を引き上げたり、下顎を下げて口を開けたりします。
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